【スケジュール】
2008年7月18日(金)
11:00~12:00/12:00~13:00/休憩14:00~15:00/
15:00~16:00/16:00~17:00
【講師プロフィール】
1975年、プラハの著名な音楽家一家に生まれる。7歳からヴァイオリン、ピアノを習い、13歳よりオーボエを始める。
父親F.X.トゥリ氏のオーボエクラス在学中のプラハ音楽院時代(1996年卒業)にJ.L.カペザリ、M.ブルク、J.ティス、J.シャール等各氏のマスタークラスに参加。2000,2002年、チェコ音楽基金より奨学金を受け、ユトレヒト大学音楽学部にてE.ロンバウト氏に師事。
1999年Isle of Wight国際オーボエコンクール(イギリス)第2位(ファイナルのR.シュトラウスのオーボエコンチェルトがBBCにて放送される)、同年UFAM国際 音楽コンクール(フランス)第2位、2001年若い音楽家の国際フォーラム(チェコ)第1位。2000年、国際コンクール入賞者のみが登録される、チェコ 音楽基金主催『若い演奏家のリスト』に選ばれ、ソロリサイタルを国内外で行う。また、著名なオーケストラとの共演をはじめ、室内楽でも『トゥリ・アンサン ブル』を結成するなど、積極的に活躍している。
これまでにJ.バールタ(チェロ)、J.L.カペザリ、E.ロンバウト、E.シュトロッセル(ピアノ)等各氏と共演。チェコの現代作曲家、(トゥリ(父)、ドウシャ、トロヤン、フラーチェックら各氏)からの初演演奏者としても信頼が高い。
チェコテレビ主催のクリスマスコンサートに定期的に出演、チェコラジオにて定期的に録音、ライブコンサートを行っている。チェコ音楽基金より援助を受け、ソロCDを制作のほか、オーボエカルテットを集めたCDも録音している。
また、教育者としてもプラハ音楽院教授、国内外でマスタークラスを行うなど、後進の指導にもあたっている。
多種多様な彼のレパートリーは、現代曲を含む全てのスタイルを網羅しており、若い世代を代表するオーボエ奏者として注目を集めている