5/5 ドリームコンサート
Dream Clarinet Ensemble
プロフィール
辻本 憲一 (Kenichi TSUJIMOTO)
1994年東京芸術大学音楽学部器楽科入学。在学中の96年日本音楽コンクール第2位、日本管打楽器コンクール第2位を受賞。97年東京フィルハーモニー交響楽団に入団し、98年東京芸術大学卒業。2000~01年アフィニス文化財団の奨学金を受け、独ハンブルクに留学。エリーゼ=マイヤー・コンクール第1位受賞。帰国後、東京フィルにおいて02年から副首席奏者、04年から首席奏者を務めた。これまでに野間裕史、北村源三、杉木峯夫、福田善亮、ピエール・ティボー、マティアス・へフスの各氏に師事。ソロ、室内楽でも活躍しており、08年には東京オペラシティ文化財団主催『B→C』に出演。今年5月の別府アルゲリッチ音楽祭では、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番でソロ・トランペットを務め、好評を博した。ブラスヘキサゴン、東京トランペットカルテット、T-Bros.のメンバーでありCDも多数リリース。昭和音楽大学、尚美ミュージックカレッジディプロマコース非常勤講師。
(C)読売日本交響楽団
尹 千浩(Cheonho YOON)
神奈川県、横浜市に生まれ、愛知県立芸術大学音楽学 部卒業。在学中、アジアユースオーケストラ、小澤征爾音楽塾、PMFに参加。卒業時、ヤマハ 新人演奏会に出演、おきでんシュガーホール新人演奏会において優秀賞受賞。 卒業後渡米し、クリーヴランド音楽院、コルバーン音楽院修了。在学中、ウエストヴァージニア交響楽団の二番/副首席トランペット奏者となり、2012/13シーズンからはバークレー交響楽団の首席奏者としても活動する。アメリカ以外にもヘルシンキフィル、マレーシアフィルなどのオーケストラに客演する。2014年に日本に帰国し、読売日本交響楽団トランペット奏者。
(C)読売日本交響楽団
日橋 辰朗(Tatsuo NIPPASHI)
東京都出身。12歳からホルンを始める。2010年東京音楽大学卒業。第26回日本管打楽器コンクール第1位。及び特別大賞、審査員特別賞、東京都知事賞、文部科学大臣奨励賞を受賞。第80回日本音楽コンクール第1位。及び岩谷賞(聴衆賞)、E・ナカミチ賞を受賞。2007~2011年小澤征爾音楽塾オーケストラメンバー。2010年NHK-FMラジオ番組「リサイタル・ノヴァ」に出演。2013年フレッシュ名曲コンサートに出演、ソリストとして新日本フィルハーモニー交響楽団と共演。2012~2017年木曽音楽祭、東京・春・音楽祭に出演。2016年紀尾井ホール「紀尾井 明日への扉」に出演、リサイタルを開催。マイスターミュージック、テイチクエンタテイメントよりCDをリリース。ホルンを後藤照久、井手詩朗、水野信行の各氏に師事。日本フィルハーモニー交響楽団首席ホルン奏者を経て、現在、読売日本交響楽団首席ホルン奏者。
熊井 優(Yu KUMAI)
神奈川県出身。武蔵野音楽大学卒業。同大学卒業演奏会、ヤマハ管楽器新人演奏会出演。
2011年~2014年兵庫芸術文化センター管弦楽団ホルン奏者、2014年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団契約団員を経て2016年同団に2・4番ホルン奏者として入団、現在に至る。
小澤征爾音楽塾、東京・春・音楽祭、サイトウキネンフェスティバル松本、北九州国際音楽祭、アフィニス夏の音楽祭、ラヴェンナ音楽祭などに出演のほか国内外のオーケストラに多数客演。
ホルンを伊藤泰世、今井仁志、日高剛、山内研自、ラースロー・ガールの各氏に、 室内楽を吉田將、ロジャー・ボボの各氏に師事。
(C)読売日本交響楽団
葛西 修平(Syuhei KASAI)
茨城県水戸市出身。9歳よりトロンボーンを始める。東京音楽大学卒業。
これまでにトロンボーンを木村達也、箱山芳樹、呉 信一の各氏に師事。室内楽を田中眞輔、津堅直弘、アンドレ・アンリ、水野信行の各氏に師事。
2015年 学内オーディション合格者によるソロ・室内楽定期演奏会にて管弦打楽器七重奏「兵士の物語」を演奏。
2017年 東京音楽大学卒業演奏会に出演。 現在、読売日本交響楽団トロンボーン奏者。
(C)堀田力丸
青木 昴(Koh AOKI)
国立音楽大学を2014年3月に卒業。卒業時に矢田部賞を受賞。第84回読売新人演奏会に出演。
トロンボーンをこれまでに小田桐寛之、箱山芳樹、池上亘、下島昌史の各氏に師事。
東京都交響楽団、東京メトロポリタン・トロンボーン・カルテットに所属。
齋藤 充(Mitsuru SAITO)
国立音楽大学卒業、ミシガン大学大学院修士課程、ノーステキサス大学大学院博士課程修了。
日本管打楽器コンクール第1位、フィリップ・ジョーンズ国際コンクール第1位、レオナルド・ファルコーニ国際コンクール第1位。
現在、侍Brassメンバー、国立音楽大学、洗足学園音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校各講師。
(C)読売日本交響楽団
次田 心平(Sinpei TSUGITA)
1979年京都府生まれ。京都市立音楽高校(現・京都堀川音楽高校)を経て京都市立芸術大学を首席で卒業。同時に音楽学部賞、京都音楽協会賞を受賞。第24回日本管打楽器コンクールにおいて満場一致の第1位を獲得。2008年3月まで日本フィルハーモニー交響楽団に在籍。その後読売日本交響楽団テューバ奏者となる。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団とテューバ協奏曲を共演。オーストリアのリンツ、アメリカのインディアナ、テネシーの国際テューバ・ユーフォニアム大会、ポルトガルのローブラスの音楽祭"グラヴィッシモ!"にそれぞれゲストアーティストとして参加。演奏会やマスタークラスを開催する。
2015年にはセルジオ・カロリーノ氏とデュオコンサートのツアーも行なった(東京公演のライブ録音が「Yamaha Tuba Duo/Super Live!」としてオクタヴィア・レコードよりリリースされている)。 また、侍Brass、ワーヘリ、The Tuba band、YAMAHA TUBA DUOのメンバーとしても演奏活動およびCD録音を行なっている。
これまでにDVD「テューバマスター」、CD「TuBest!」(レコード芸術特選盤)「Mr.Tuba!」をリリース。
ROMERA BRASS より、自身のシグネチャーモデルのマウスピース 45"侍"、 38"忍"それぞれ好評発売中。
テューバを鹿島三嘉、武貞茂夫、ダニエル・ペラントーニ、ロジャー・ボボの各氏に師事。洗足学園音楽大学准教授、東京音楽大学講師、尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマコース講師として後進の育成にも力を注いでいる。
トルヴェール・クヮルテット Trouvère Quartet
1987年の結成以来同じメンバーで活動。日本のクラシカル・サックス界を常にリードしてきたサックス・ソリスト集団。92年東京国際音楽コンクール第2位、第5回日本吹奏楽アカデミー賞「演奏部門」受賞。98年にはTV朝日「徹子の部屋」への出演を機にその存在を広く一般にも知られるようになる。2000年にはオランダでの日蘭国交修好400年記念演奏会に招かれ各地で絶賛を浴びた。
2001年発売のCD「マルセル・ミュールに捧ぐ」は、第56回文化庁芸術祭レコード部門で大賞という快挙を遂げた。EMI他から多数CDがリリースされている。最新CDは2014年発売の「With
You」(イマジン・ベストコレクション)。
「個性と融合」をコンセプトに、コンサートではサクソフォンのためのクラシカルな作品から、トルヴェールならではのオリジナル編曲までを展開。ボーダレスな活動内容が幅広い層に圧倒的な支持を得続けている。また、その音楽性と驚異的なテクニックによる緊密なアンサンブルが、日本最高峰のサクソフォン・クヮルテットとしての評価を揺るぎないものとしている。
2017年には結成30周年を迎える。世界トップレベルのサクソフォン四重奏団として、今後のますますの活躍が期待されている。
プロフィール
須川展也 Nobuya SUGAWA 〔Soprano Sax〕
東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。02年NHK連続テレビ小説『さくら』テーマ演奏。名だたる作曲家への委嘱曲がSaxの新たな主要レパートリーとして国際的に広まっている。89-2010年まで東京佼成ウインドのコンマスを務めた。最新CDは2015年発売の「Blue
Rondo」、ヤマハ吹奏楽団との「ヤマハのオト~奏でる匠のオト~」。ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、静岡市清水文化会館音楽アドヴァイザー&マリナート・ウインズ音楽監督。東京藝大招聘教授、京都市立芸術大学客員教授。
使用楽器:YAMAHA
YSS-875EXG
彦坂眞一郎 Shin-ichiro HIKOSAKA 〔Alto Sax〕
東京藝術大学大学院修了。安宅賞受賞。CBSソニー「ザ・ニューアーティスト・オーディション
'88」においてFM東京賞、クリスティン・リード賞受賞。99年東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」出演。上野学園大学教授。また「裏サックス」メンバーとしても活動中。最近のCDは、08年発売の新井靖志とのデュオによる「6つのカプリス~2本のサクソフォンのための作品集~」、09年発売のソロCD「明日の方へ」(共にマイスター)。
使用楽器:セルマーシリーズⅡGP
神保佳祐 Keisuke JINBO 〔Tenor Sax〕
群馬県出身。昭和音楽大学卒業、同大学音楽専攻科修了。東京芸術劇場による演奏家育成プロジェクト“芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー”に第一期生として在籍し、研鑽を積む。現在はアンサンブルの分野での活動を中心に在京のオーケストラ、吹奏楽の公演や録音に数多く出演している。“CIRCLE A SAX”、“Saxaccord”メンバー。サクソフォンを大津立史、新井靖志、有村純親、林田祐和の各氏に師事。
使用楽器:YANAGISAWA T-WO20 PGP
田中靖人 Yasuto TANAKA 〔Baritone Sax〕
国立音楽大学卒業、矢田部賞受賞。在学中に第1回日本管打楽器コンクール2位、第4回同コンクール1位受賞。CDは「管楽器ソロ名曲集」(日本コロムビア)の他、「ラプソディ」、「サクソフォビア」(東芝EMI)、「ガーシュイン・カクテル」(佼成出版社)、「モリコーネ・パラダイス」(EMI)をリリース。03年和歌山県より「きのくに芸術新人賞」受賞。現在、愛知県立芸大講師、昭和音楽大講師、東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスター。
使用楽器:YAMAHA
YBS-62Ⅱ
小柳美奈子 Minako KOYANAGI 〔Piano〕
東京藝術大学卒業。伴奏のイメージを変えてしまうアンサンブル・ピアニスト。様々なプレイヤーの呼吸の機微を読み取り、それに寄り添うしなやかな感性を数多くの公演、録音で発揮している。吉松隆「サイバーバード協奏曲」の準ソリストとしてフィルハーモニア管弦楽団とも共演。トルヴェール・クヮルテットとのレコーディングは10数枚を超える。トリオ「YaS-375」のメンバー。